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尾崎行雄記念財団設立60周年によせて

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11月13日(日)に、政治講座を開催します。皆様のお申込みお待ちいたしております。

私の長年の学び舎であり現在はスタッフとして運営にあたっている尾崎行雄記念財団が設立60周年をむかえ、
その記念式典が10月28日に開催されました。
あまり知られていないことですが、尾崎財団の会長は時の衆議院議長が務めています。
当日は会長の大島理森衆議院議長より、尾崎財団を支えてくれている団体個人に感謝状を贈りました。

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(詳細は尾崎財団のホームページをご覧ください)
http://www.ozakiyukio.jp/information/2016.html#1029

尾崎行雄は1858年に生まれ、1890年、第1回総選挙に三重県から立候補し圧倒的多数で当選、
以後25回連続当選という偉業を成し遂げました。
偉業といっても連続当選したことだけが偉いわけではないのですが、
少なくとも政治家を経験した者なら、25回の国政選挙を勝ち抜いた尾崎は、恐ろしいほどの精神力の持ち主であるということにまずは脱帽するでしょう。
しかし尾崎が憲政の神・議会政治の父といわれた所以はそこにあるわけではありません。

尾崎は何をした政治家かと問えば、二つのフセン、普通選挙と軍縮に取り組んだ政治家という答えになります。
『誰でもが投票でき世界平和を目指すために軍縮』というと、右よりの方々は「なんだ左巻きか」といいそうですが、
当時の世界情勢を分析してみると、そう単純なものではないことがわかります。

尾崎はもともと制限選挙論者で武力行使を否定していませんでした。
それが普通選挙と軍縮を唱えたのには二つ理由があります。
一つは第一次世界大戦後の欧州外遊で、全てが破壊しつくされた有様を見て、
勝っても負けても戦争は不幸であるということに気が付いたことです。
とても心情的で、「戦争法案絶対反対!」と太鼓を叩いている人たちが喜びそうな理由ですが、
普選軍縮推進には、もう一つ、リアリストとしての大きな理由があるのです。
第一次世界大戦後の欧州では革命気運が高まり国がいつ壊れてもおかしくない状況でした。
その頃日本では米騒動がおこり非常に人心が荒れ、全国に暴動が広がっていきました。それが欧州の様子と酷似していたことに尾崎は大きな危惧をもったのです。
暴動の多発により内戦がおこり国が壊れることになるのならば、一人一票を与えて政治に参加させよう、言い方は悪いですが「ガス抜き」をしたほうが良いという判断をしたのです。

そして欧米列強が強調して軍縮へ舵を切ったときに、日本だけ軍拡にすべきではないと考えました。
もしも軍拡をするのならば欧米列強を一気に打ちのめすほどの軍事力を持たなければ抑止力になりません。
そんなことをするならば日本の国家財政は破たんするという極めてリアルな判断をしました。
尾崎は常に国際的な視野を持ち、どうすることが一番国益にかなうのかを、常に考えて行動してきたといえます。
政治家が学ぶべきところは、リアリストである尾崎の生き様だと思います。

(左翼代表と思われがちな尾崎ですが、国家及び皇室の存続と繁栄、国民の安寧と幸福という大目的のもと、常に現実的な判断と行動をしています)

さて、文頭で申し上げました「長の学び舎」の名称を、咢堂塾(がくどうじゅく)といいます。
咢堂は尾崎行雄の雅号からとったもので、尾崎の三女・相馬雪香さんと財団理事で事務局長の石田尊昭さんが、
日本のあり方を憂え真剣に政治を学ぶ場として立ち上げた塾で、平成28年度で18期となりました。
その道の第一線を走り続ける講師の皆さんが、塾の趣旨に賛同し共に築いてきた18年であったと言えます。
(平成10年の開塾で現在500名以上の卒塾生が幅広く活躍しています)

尾崎財団というのは設立の趣旨からして、不偏不党・超党派の団体であります。
いわゆる右から左まで、いろいろな立場の人が集います。
財団主催の政経懇話会は、自民党から共産党まで幅広く国会議員に講師をお願いしていますし、
今期の咢堂塾の講師にも、安保法制の反対派の参考人であった伊勢崎賢治氏と、
賛成派の参考人だった小川和久氏をお招きしています。
ですから塾生が選挙に出るとしても、政党が運営している政経塾などのように公認が出せるわけでもありませんし、財団として応援するものでもありません。
ましてや特定の政治家を応援するために議員を排出しようという考えは微塵もありません。
咢堂塾では1年16回の講義とディスカッションを通じて、「誰が正しいかではなく、何が正しいのか」塾生一人一人が考え抜き、真の自立を目指しているのです。そういう意味では、何の見返りもないとても厳しい塾だと言えます。
だからこそ私は尾崎財団が存在する限り、これからもこの種まきのお手伝いを続けていきたいと思っています。

その種まきの一環として、11月13日(日)に、政治特別講座を開催いたします。
若干残席がございますので、お申込み頂ければ幸いです。

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【日時】平成28年11月13日(日曜日)
    10:00~17:00

【場所】東京都千代田区永田町1-1-1
   (憲政記念館内)
    尾崎行雄記念財団

【講座内容】

◆石田尊昭

 「民主主義と咢堂精神」

◆高橋富代

1)「議員も真っ青
     ~スーパー市民になる方法~」
2)「重箱のスミを突きまくれ
     ~一目おかれる議員を目指す~」

◆高橋大輔

 「政治とインターネット」

◆憲政記念館見学会

(講座後、懇親会を予定しております)

【受講料】1万円(昼食代含む)

【定員】10名 (少人数で密度の濃い時間を提供します)

お名前・ご住所・お電話番号を記載の上、
メールにて尾崎行雄記念財団までお申し込みください。
振込先を記載しご返信いたします。
尚、お振込み確認後の正式受付とさせて頂きますので、ご了承くださいますようお願い申し上げます。

info(a)ozakiyukio.jp

(a)を@に変えて送信してください。

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「尾崎行雄記念財団60周年感謝の集い」の懇親会場でちょっとした盛り上がりがありました。

2020年といえば何かと問題ありの東京五輪ですが、
実は議会開設130周年でもあります。
この節目に憲政二柱と並び称される『木堂・犬養毅』と『咢堂・尾崎行雄』を肖像に頂いた新たな紙幣が発行されたらいいよねと、
スタッフの一人が切り出しました。
尾崎財団関係者の集いでしたので盛り上がったのかもしれませんが、
東京五輪の時に咢堂・木堂の紙幣が使われていたら、わが国の議会制民主主義の成熟度を示すことにつながるのではないでしょうか。

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