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2018年7月21日 (土)

集団浅慮に、断固反対。東京五輪の10月開催を強く望む

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日本各地で命に関わる危険な暑さが続いています。
連日天気予報では「用事がない限りは外出を控えてください」とアナウンスをしていますが、
消防庁の発表によると、7月9日~7月15日までの全国の熱中症で救急搬送された人は、9956人だったそうです。
またつい先日は愛知県の小学生が、校外学習中に熱中症で亡くなるという痛ましい事故もありました。

古来、日本の夏は風鈴の音を聴いて涼を感じる風情もあったはずなのですが、
今は命が危険に晒される季節になったということです。

そうした中、2020年の東京オリンピック大会の開催日程が報じられました。

東京五輪の競技スケジュール大枠決定 暑さ考慮した日程に

(NHK NEWS WEB 2018年7月19日 0時04分記事一部引用)

2年後の東京オリンピックの競技スケジュールの大枠が決まり、陸上のマラソンが午前7時にスタートするなど一部の競技で開始時刻が前倒しされ、厳しい暑さを考慮した日程となりました。

東京オリンピック・パラリンピックの組織委員会の森会長は、IOC=国際オリンピック委員会の理事会に出席したあと取材に応じ、「理事会では異論はなく、『計画段階から運営段階へと確実に移行していると明確にわかった』と評価された。アスリートの調整にとっては、日程が決まるのは非常に大事なことであり、大会の準備をする人たちにとっても、いよいよ本格的に動き出すということだ」と話しました。

・・・(転載ここまで)・・・

スケジュール決定に至るまでは様々な検討がされただろうとは思います。
ボランティアスタッフの参加が見込まれる夏休みシーズン突入であるとか、お盆や終戦記念日を避けるとか。あるいは台風シーズンを避けるとか。

それでも納得できないのは、なぜ危険な日程を組むのかということです。
日本の夏が現在のような猛暑、酷暑の様相を呈する以前から、もっとも気温が高い時期です。
日本にいる私たちですら参っている現状なのに、コンディションに不慣れな海外選手を慮ると、決定された時期の気候は劣悪と言わざるを得ません。
たとえば、軍事アナリストの小川和久・静岡県立大学特任教授はツイッターで次のような指摘をされています。

https://twitter.com/kazuhisa_ogawa/status/1019921378022109185
「昨日、国立競技場をメディアに公開。日本スポーツ振興センター側は、エアコンは設置しないが「風が入りやすい構造で、皆さんも体感できていると思う」とコメント。メディアが持ち込んだ温度計は40〜42度。体感したよ(怒)このバカさ加減と無責任さを問題意識をもって伝えたメディアはなかったような。」

軍事だけでなく危機管理の第一人者でもある氏の言葉は重いです。
私も全くもって同感です。
そして、気候が真夏よりは穏やかになるであろう10月開催への日程変更を強く望みます。

今から半世紀前の1964年、最初の東京オリンピックは秋晴れの空の下で開催されました。
航空自衛隊のブルーインパルスが大空に鮮やかな5輪を描いたのは10月10日の開会式で、これが体育の日のルーツとなって現在に至ります。
当時の人たちは、大会開催にうってつけの季節を知っていたわけです。

Gorin

ところが今回の五輪では、招致の段階から間違っていました。

立候補ファイル 第1巻(PDF:18.1 MB) - Tokyo 2020

Oripara1


Oripara2

h ttps://tokyo2020.org/jp/games/plan/data/candidate-entire-1-JP.pdf

>この時期の天候は晴れる日が多く、且つ温暖であるため、アスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候である。また夏季休暇に該当するため、公共交通機関や道路が混雑せず、ボランティアや子供たちなど多くの人々が参加しやすい。

東京五輪招致のために、世界に向かって大嘘をついたんですよ。
我が日本は!

当時の東京都知事である猪瀬直樹さん、そして日本オリンピック委員会会長の竹田恆和さんに、私は聞きたい。
先人の知恵を顧みることもなく、敢えて猛暑の日程を組んだのはどういうことか。
国際社会にもあらぬ疑いをもたれる可能性を、組織委員会の方々はどこまで考えておられたのか。
この嘘が日本の国益を損なうと思わなかったのか。

開催国はわが国のコンディションでもあることから、日本選手団にとってメダル獲得の追い風になることは想像に難くありません。
まして、他国の選手団にとって最悪のコンディションならばどうか。考えるまでもないでしょう。

「日本は、そこまでして獲得メダルを増やしたいのか。他国の選手が猛暑で喘ぐのを横目で見ながら」

私ならば、そんな疑念はまっぴら御免です。
日本の戦い方は、本来は正々堂々が信条のはず。
勝つためにはなりふり構わぬという姿勢が国際社会でどのように見られるのか。それは過日のサッカーW杯でも明らかでしょう。
猛暑の中での開催は、私にしてみればそもそもスポーツマンシップに反するように思えてならないのです。

もしも今からの日程見直しを阻むものがあるとしたら、それは何か。
一度決まってしまったからには変えられない、という「集団浅慮」ではないでしょうか。あるいは「同調圧力」。
こうした日本特有の悪しきメンタリティを打ち破ることが、今回の日程変更には必要です。

今からの日程変更は、私が考えるほど簡単ではないかも知れません。
それでも、1年後はもっと大変になります。開催の半年前ならば、もはや絶望的でしょう。
ならば、敢えて今の時期にこそ、JOCには日程変更の英断を強く求めます。

快適な季節を選ぶか、それとも灼熱地獄を選ぶか。

正々堂々と戦うか、逆に卑怯者の誹りをあえて採るか。

先人の知恵に学ぶか、それとも愚を演じるか。

皆さんは、どちらを選びますか。
私は集団浅慮に断固反対です。
さわやかな秋晴れの空の下、東京五輪の10月開催を強く望みます。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

8月29日(水)に

「高橋とみよの政治夜話」
        ~赤坂見附酒肴会第20回~

開催いたします。勇者の参戦を待つ!

【テーマ】未定

皆様の参加をお待ちいたしております。詳細は下記URLへ。

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