国会よ、「もりとも」以外にも議論することはある!~地下鉄サリン事件を忘れるな!~
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23年前の昨日、地下鉄サリン事件が起こりました。
テレビをつけると相変わらず「もりとも」に関する報道ばかりです。
地下鉄サリン事件のことを特集などで取り上げることもなく、
風化されていく感は否めません。
「もりとも」に関しては国会の審議を待って報道すればよく、
どこの局もこぞって取り上げる必要はありません。
しかも、素人芸能人のコメントつきで!
私は3月20日という日には、「地下鉄サリン事件」をもっと取り上げてしかるべきだと思います。
なぜならば、地下鉄サリン事件をおこした麻原彰晃こと松本智津夫他12名に死刑判決は出ているものの、
死刑執行がされていないのです。
あれだけの無差別テロを起こした死刑囚です。
被害にあった方や、そのご家族はどんな想いでこの日を送っているのでしょうか…。
二度とこんな事件は起こってほしくないですが、
化学物質によるテロや殺人事件はいつ起こるかわかりません。
それにもかかわらず、地下鉄サリン事件から23年もたっているのに、
実は日本の危機管理体制は国民の命を護るという状況になっていないのです。
過去のブログ記事にも記しましたが、
政府はサリンなどの化学物質に対する解毒剤の備蓄は始めました。
しかし防護服を着て解毒剤を注射するための『自動注射器』の備蓄がされていないのです。
アンプルから注射器に薬液を入れている間に、そこに倒れている人の命が失われていくのです。
それじゃ、何のために解毒剤を備蓄しているのかわかりません。
自動注射器であれば、防護服を着た救助隊が握りしめて、倒れている人の服の上から突き刺せば、
自動的に薬液が注入されるのです。
水際でテロを食い止める効果のある、地下鉄の防犯カメラの取り付けも、まだまだ足りません。
国は国民の生命財産を守る義務があります。
第一は国民の命なのです。
ですから国会議員は、テロ対策にもっと関心をもった質疑を展開して欲しい。
そうと思うのは私だけではないでしょう。
でも、自動注射器さえも備蓄できていない現状を知っている国民がどれだけいるかと言えば、
それは関心を持っているか、たまたま情報を入手したかのごくわずかな人たちだと思います。
だからこそ、マスコミが3月20日というこの日に、
報道しなくてはならないのです。
マスコミは自らの報道によって、国会で審議されることも、しばしばあることを自覚してほしいと思います。
地下鉄サリン事件を起こしたオウム真理教の残党『アレフ』が、
「オウム真理教犯罪被害者支援機構」に未払いの賠償金約10億5000万円の支払いを求めた訴訟に対し、
争う姿勢という報道がありました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180320-00000055-jij-soci
アレフは1000人以上の信者がいて財力もかなりあると言われていますし、
ヨガ教室などを開いて洗脳していくといううわさも絶えません。
こういう団体が野放しになったのも、マスコミ報道に一因があると言えます。
オウム真理教の連続テロ事件や殺人事件は、世界に類を見ない犯行であったのにもかかわらず、
破防法が適用されませんでした。
日本弁護士連合が「破防法適用は将来に禍根を残す」と反対声明を発表したためか、
マスコミが「もう大丈夫」という論調に変わっていったのです。
あの時のマスコミの対応が違っていれば、アレフなどというオウム継承団体が存続し、
現在も布教活動を行うことなどなかったのではないでしょうか?
非常に残念だし、悔しい思いです。
参考に ↓
「高橋とみよの政治夜話」
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