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検証・NHKの日本毀損その4

検証・NHKの日本毀損その3の記事の最後に記したように、今回は200945日放送のNHKスペシャル「JAPANデビュー・アジアの一等国」の悪名高き第1回目のうち、

「人間動物園」を中心とした動画を取り上げることに致します。

 

先ずはこちらをご覧ください。

 

 

 

もうなんというか、この冒頭の重苦しい音楽からして、まるで日本は悪魔のようですね。

 

また文字に起こしてみました。

総督府は樟脳の販売を独占します。後藤が赴任した2年後には樟脳の事業は赤字を解消。

現在の価値で年間およそ100億円の収入を上げるようになります。

 

赤字を解消することは悪いことなのでしょうか?

後藤新平は台湾に赴任して、日本の国家予算で産業を起こし、台湾の人達にものづくりの基礎を教えました。

専売公社を作り、その利益によって、台湾総督府を建設し、学校を作り、病院を作り、インフラ整備をし、台湾経営の礎をつくったのです。

後藤は専門が医学博士でしたので、社会衛生をまず重要視しました。台湾の細菌やウィルスなどによる伝染病撲滅のために、日本の東京市よりもいち早く鉄筋コンクリートの上下水道を整備し、主要道路を舗装したのです。

それから台湾医学校を創設し、台湾人の医師を育てることにも尽力しました。

アヘンに高い税率をかけ、当時16万人余いたアヘン中毒者は、日本敗戦時までにはいなくなったといいます。

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後藤新平(動画で確認すると台湾では後藤新平閣下と敬称をつけ親しまれています)

欧米向けのパンフレットです…そこでは台湾が金のなる島になったことをアピールしています。

…日本の政策により我国(イギリス)にも、莫大な利益がもたらされることになる。

簡単に言ってしまえば、輸出相手国への貿易パンフレットですよね。宣伝文句です。常識的に考えれば、普通にこういう表現をしませんか?「あなたにとって利益がもたらされますよ」というのはごく当たり前の話です。国家の貿易外交というのはそういうものなのですから。

台湾領有の15年後の1910年、日本は統治の成果を世界に示す絶好の機会を得ます。

ロンドンで開かれた日英博覧会…

 

会場では日本の産業や文化が、幅広く紹介されました。

訪れた観客はおよそ800万人。特に人気を集めたコーナーがありました。

台湾の先住民族、パイワン族。

日本は会場内にパイワンの人達の家を作り、その暮らしぶりを見世物としたのです。

 

日英博覧会のガイドブックです。

そこにはパイワンの人々が、客の前で戦いの踊りをし、戦闘のまね事をすると記されています。

 

当時イギリスやフランスは博覧会などで、植民地の人々を盛んに見世物にしていました。

人を見せ物にする人間動物園と呼ばれていました。

日本はそれを真似たのです。

 

ここに至っては、全く意味がわかりません。

1910年の「日英博覧会」では、京都相撲の力士団30余名も同様に相撲を披露しました。

また、日本人の農民も米俵製作の実演をしました。

台湾原住民の踊りだけを取り上げて、なぜ「人間動物園」なのでしょうか?

檻に入れた事実なんて無いのです。それとも極悪な日本人が嫌がる台湾人を脅して見世物小屋で興行したとでもNHKは言うのでしょうか?

そもそもこの内容は博覧会のプログラムイベントとして行なわれたもので、きちんと手当も支給されていました。

今でも台湾では、原住民の伝統的舞踊などのショーはあります。日本にだってありますよね。芸妓による◯◯踊りなんていうのは、観光客のための伝統的舞踊のショーとしかいいようがありませんもの。

 

台湾南部・高士村、パイワン族が暮す村です。

およそ100年前、日英博覧会に連れて行かれたのは、この村の出身者たちでした。

 

博覧会の会場で売られていた、パイワン族の人達の写真です。

裏には高士村から来たと記されていました。

 

展示された青年の息子京信吉さん、「悲しい…」そして娘の高許月さんです。

父親の名はチャバイバイ・プリャルヤンさん。

チャバイバイさんは生前博覧会について、子供たちに語ることはありませんでした。

許月さん「本当にびっくり。◯◯戦に向けての英雄だったのに。…」

信吉さん「この話の重さね、話しきれないそうだ」

『悲しいね この出来事の重さを語りきれない』←テロップ

 

チャンネル桜が「NHKスペシャル・JAPANデビュー」に出演した方々へのインタビューを行っていますが、NHKの番組構成上のやらせといってよいと思います。

日英博覧会の知識が全くないチャバイ・プリャルヤンさんの子孫に、「チャバイ・プリャルヤンさんが人間動物園として展示された。どんな気持ちですか?」というように誘導していったとしか言いようがありません。

参考動画

http://www.youtube.com/watch?v=sHjriEgmKWU

http://www.youtube.com/watch?v=_Tq4xWLs3A4

http://www.youtube.com/watch?v=sMc43uBIvr0

 

 

平目の目を鯛の目に変えることは出来ない。

後藤新平が独自の法律で抵抗運動を抑え、樟脳産業を立て直しました。

日本は台湾統治の成功を誇示し、世界へ一等国入りをアピールしました。

 

何かとても日本が悪いことをしているように表現していますよね。

「ヒラメの目を鯛の目に付け替えることはできない」という意味は、生物学の原理に従って台湾統治を行うべきと主張しただけのことです。

先にも述べたように、アヘン中毒者に対しては強制的にアヘンをやめさせるのではなく、

アヘンを専売制にして中毒、常習者にだけ少しずつ減らして販売していく方法をとったのです。

もしも強行に禁止していたら暴動が起こっていただろうといわれています。

その後の台湾統治を象徴する一枚の写真。

台北第一中学校の生徒たち。

この写真には台湾人に日本の文化を叩きこみ、民族性まで奪っていった歴史が秘められています。

ここでは全く何も説明されていませんね。

根拠もなく若い青年に対して、民族性を奪い取ったとNHKが言っているだけです。

(ここから第一次世界大戦の件)

 

この時アメリカ大統領ウィルソンの発言が、世界の植民地に大きな影響を及ぼしていました。

民族自決主義。

それぞれの民族が自らの運命を決定する権利を持つという考え方です。

ヨーロッパでは民族自決主義に基いて、ポーランドやチェコスロバキアなどが独立を果たしていきます。

民族自決主義はアジアの植民地にも火をつけます。

民主に呼びかけるインドの指導者ガンジーです。

ガンジーはイギリスの統治に対抗し…フランス統治下のベトナムでも民衆の抵抗運動が始まります…

 

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飛躍しますね。NHKの脚本は。

アジア諸国が欧米から独立をしたのは、日本が「欧米帝国主義国の植民地からの解放」を目指し戦われた大東亜戦争後なんですけれど?

http://www.nipponkaigi.org/opinion/archives/844

こちらに詳しく書かれていますが、アメリカでさえ以下のような歴史認識なのです。

◎ジョイス・C・レプラ コロラド大学歴史学部教授

 「日本の敗戦、それはもちろん東南アジア全域の独立運動には決定的な意味をもっていた。いまや真の独立が確固とした可能性となると同時に、西洋の植民地支配の復活も、許してはならないもう一つの可能性として浮び上がってきたのである。民族主義者は、日本占領期間中に身につけた自信、軍事訓練、政治能力を総動員して、西洋の植民地支配復帰に対抗した。そして、日本による占領下で、民族主義、独立要求はもはや引き返せないところまで進んでしまったということをイギリス、オランダは戦後になって思い知ることになるのである。」    (「東南アジアの解放と日本の遺産」)

 

◎ジョージ・S・カナヘレ 政治学博士

 「日本占領軍がインドネシア民族主義のために行った種々の仕事のなかで、最も重要なものの一つは、正規軍及び准軍事組織を創設して、それに訓練を与えたことである。…このような機会がなかったならば、戦後のインドネシア民族革命の経過は違ったものになっていたであろう。」    (「日本軍政とインドネシア独立」)

以下の動画は過去の記事で紹介したものですが、参考になると思いますのでご覧ください。

戦前のアジアの植民地地図です。

Img_130334_4590901_0

 

これだけ歴史認識に問題のある、まずNHKの脚本ありきの似非ドキュメンタリーを、なぜ国会で問題にしなかったのでしょうか。

2009年当時以下のようなニュース(産経新聞)が流れたようですが、その後はどうなったのか国民に知らされないままでした。

国会議員は、日本国民からの受信料で成り立っている、公共放送であるNHKの「日本毀損」という国家を揺るがす問題について、なぜこんなに悠長に構えているのでしょうか?

不偏不党で中立であるはずのNHKで放送されるこれらの捏造ドキュメンタリー。国際放送で嬉々として放送されるのですよ?公共放送という事で、放送内容が正しいと思い込まれる可能性が高いのですよ?

裏でなんらかの大きな力が働いているのでしょうか?

それとも国会議員が選挙の集票に関わらない問題については、興味を示さないだけなのでしょうか?それとも単なる不勉強なのでしょうか?

私は国会において、「NHKのドラマ・ドキュメント・報道」を包括した視点での追求をして欲しいと願っています。

なぜならNHKは日本国民の教科書であるべき放送局なのですから。それにしても利益を追求してはいけないNHKに何故天下りの関連会社が多数あるのでしょうか?巨大な伏魔殿と化したNHKについて国民的議論が必要だと思っています。

 

NHKスペシャル「アジアの“一等国”」(4月5日放送)に出演した台湾人や日台友好団体から番組内容が「一方的だ」と批判が相次いでいる問題で、自民党有志議員が3日朝、報道内容を検証する「公共放送の公平性を考える議員の会」(仮称)の準備会合を国会内で開いた。

 安倍晋三元首相、中川昭一前財務相、菅義偉自民党選対副委員長ら30人近くが会合に出席。会長に古屋圭司党広報本部長を内定するとともに、今月中旬に総会を開くことを決めた。

 日本の台湾統治を取り上げた同番組は、1910年の日英博覧会で、台湾の先住民族を紹介したことに関連し「人間動物園」と表現したが、これについて中山成彬元国土交通相がNHKに再質問を行う。同会では中山氏への回答を踏まえ、報道内容を検証、再放送に際し“改善”を求めていくことにしている。

 

 

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