« 地方財政がわからない人達の消費税増税論 | トップページ | 「自衛隊ってなくちゃダメなんですか?」国を守るということ。 »

だまされてはいけない!地方議員年金廃止の裏話

地方議員年金制度は平成2361日をもって廃止されました。

法律施行日を2361日としているのは、市・町村の両議員共済会が6月にも資金不足になり、年金と一時金の支払いが出来なくなるためでした。

この制度を廃止するためのに、どんな手続き(経過措置)があるか知っているでしょうか?

既に議員をやめている方たちについて

     議員退職年金をもらっている人

廃止前の議員年金制度による給付が継続される

     制度廃止の方針決定後の平成231月から5月までに議員を辞めて、辞めた時に年金受給資格を満たしている人

現行制度による議員年金の給付を受けるか一時金の給付を受けるかの選択ができる。

     議員を辞めた時に退職年金の受給資格を満たさない人

  一時金の給付を受ける。(掛け金の80%)

現職議員について

     受給資格を満たしている人

現行制度による議員年金の給付を受けるか一時金の至急を受けるかの選択できる。

     受給資格を満たしていない人

  一時金の受給を受ける

年金の受給資格は在職3期(12年)以上

ざっくりと言うとですね、

議員年金制度は廃止されましたが、

今までもらっていた元議員さんたちはずっともらい続けます。

そしてその方が亡くなった後も

遺族年金として配偶者が受け取り続けます。

そのお金は税金で負担します。

ということなんです。

どうです?これって納得できますか?

つまり地方議員年金制度廃止に伴う経過措置としての給付に要する費用の財源は、

関係法令に基づき毎年度現職議員の標準報酬総額に応じて、各地方自治体が公費で負担するということを、国会が決めたということなんですよね。

市(特別区を含む)

(1)給付費負担金

平成2441日における当該地方公共団体の議員の月額報酬の標準報酬月額の総額に12を乗じて得た金額に57.6/100を乗じて得た金額

(2)事務費負担金

  13,000円に当該地方公共団体の議会の議員の数(条例定数)を乗じて得た金額

これらを毎年地方自治体が負担する=税金投入するということです。

具体的に下田市の例をあげておきます。

下田市の経費公費負担額概算

平成23年度  43,117千円

平成24年度  30,207千円

平成25年度  23,727千円

平成26年度  23,737千円

平成27年度  42,241千円

平成28年度  16,809千円

 計     179,828千円 

とりあえず、平成28年度までの試算です。

完全に負担がなくなるまで向う60年という話ですが…

年金制度は破綻しているけれども、自分たちの既得権益だから絶対にもらい続けるんだという強い意志があり、その圧力が総務省や時の政権のトップを動かしたんだということでしょう。

何でそんなところに落ち着いてしまったのか。

それは平成18年に廃止された国会議員の議員年金まで遡ります。

その概要は、

     在職10年以上の現職議員

在職中に納付した金額が20%削減された退職一時金か、今の制度の給付水準より15%削減された年金かのどちらかを受け取る。

     在職10年未満の現職

納付金額総額から20%減額した退職金一時金として一括して受け取る。

     元国会議員

現行から410%減額された年金として支給継続。

*完全廃止は4050年先になる見込み

*命をつまり財布の中身がなくなったら、全て税金投入。

国会議員年金も今現在貰ってる人に配慮し、自分にも甘く玉虫色にした結果、地方議員年金もこんな落とし所にしたのではないかと想像していますが。

一時金支払いで綺麗に精算して、やめる時はスパッとやめましょうよ。

そりゃあお金はもらえたほうがいいに決まってます。

でも社会保障制度を抜本的に見なおす時に、

こんな決め方しちゃっていいんですか?

繰り返しますけれど…

地方議員年金は4期以上の人は一時金か年金受給か選択できます。

今既にもらっている人は今まで通りもらい続けます。

亡くなったあとは配偶者が遺族年金としてもらい続けます。

その原資はすべて税金で負担します。

60年先まで…

さて、下田市議会12月定例会に

「下田市議会議員の定数と報酬の削減を求める請願」が出されました。

この請願は不採択となり、私も請願採択に反対しました。(不採択ということ)

請願代表者には元市議会議員が3名、名前を連ねていました。

皆さん議員年金受給者です。

紹介議員も一度おやめになり年金を貰っていました。現在現職になりましたので休止中ですが、議員をやめればまた支給されます。

ブログランキングに参加しています。

皆さんのクリックが大きな力になります。

ポチお願い致します。m(_ _)m

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ
にほんブログ村人気ブログランキングへ

|

« 地方財政がわからない人達の消費税増税論 | トップページ | 「自衛隊ってなくちゃダメなんですか?」国を守るということ。 »

地方政治・地方自治」カテゴリの記事

日本の政治問題」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 地方財政がわからない人達の消費税増税論 | トップページ | 「自衛隊ってなくちゃダメなんですか?」国を守るということ。 »